.│sulvam的休閒西裝搭配

Vaundy 「Strobo」

前回藤井風を紹介したが、このvaundyも間違いなく彼とともに20年代の新世代を代表するであろう新人の一人
BUMP OF CHICKEN、アジカン、RADWIMPS、くるり、サカナクションのような00年代を代表するバンドの影響、「suchmos」以降のブラックミュージックのフィール、10年代後半のヒップホップのフィール、星野源と米津玄師が作り上げた10年代のオルタナティブ且つラジカルな音楽をあくまでサブカルでなく大衆音楽としてパッケージしようとする精神…とにもかくにも00年代から10年代の目まぐるしく変わり移ろい彩ってきたシーンの諸々を背負って生まれたような超ハイブリッドな音楽的振り幅と深さを感じさせるとんでもない人物です
シティポップ的モダンでアーバンな形で歌ものにした「東京フラッシュ」、suchmos、nulbarich以降のブラックフィールを軸に作られた「life hack」「不可幸力」、kiki vivi lilyのトラックにありそうなメロウでチルなイントロから始まるR&Bナンバー「napori」を作り上げるのは全然理解できるけど、そこから一転して熱量の最大化力を一気に高め爆発させたような「灯火」「怪獣の花歌」のような楽曲を同じアーティストの中で前者も後者も並列に並べ歌い鳴らせるその圧倒的振り幅は00年代や10年代では考えられない圧倒的な新世代ならではの感覚を感じさせます(例えば米津玄師も楽曲の振り幅は凄まじいけど彼の場合はいくら振りきってもその中にはどこかにサブカルだったりオルタナティブな一面がちらつくけれど、vaundyの場合はそういったオルタナティブな枷を外し全方位に振りきれる力と瞬発性があります)

先週リリースされた藤井風とそして今回のVaundyのシーンへの投下は2010年代の二大巨頭的な、シーンの顔と呼べる存在になった星野源と米津玄師がシーンに頭角を現してきた時の、あの何とも言い難いワクワク感や高揚感に似た感覚を覚えます
両者ともに1stからして間違いなく大名盤、外れは一切なし。
まずはリピートして楽曲と詞を楽しんでいきたいです

sulvam 20ss ジャケット
sulvam 20ss シャツ
sulvam 19aw スラックス
SHAREEF 16aw タンクトップ
LAD MUSICIAN 19aw ブーツ
yohji yamamoto 19ss バンダナ