H/H │古着的軍裝外套搭配

こんばんは
服が蝶番みたいに人を媒介して
出会いも別れも経験する今日この頃です。

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服が好きとはいっても
古着に関わる人間の趣味は
二極化してすれ違っていることが多いような。

経済的で現実的な理由から古着に目を光らせつつ
ファッションとしてのモードを嗜好する人と
モノが纏う歴史や文脈や雰囲気に取り憑かれて
民芸や工芸にも近しいリアルクローズ嗜好の人。

(僕は古着の仕事を囓りましたが
好きなもんの話を自由にしているはずが
いつの間にやらみんなモードの土俵に引きずり出されて
知識や感度でマウント取り合う結果になり
不毛で仕方ない話に脱線したりなんてことがよくあります。
店員同士でも接客でも。
デザイナーでもなければスタイリストでもない
ましてや古物商なんてトレンド後追いでしかないので
そこで競い合える能力なんて知れています。

多様性とか
古くくたびれていってしまうものへの視線と、
現代感覚とのバランスが上手く取れなければ
モードに搾取されてしまいそうで恐ろしい。
モードが顧客に求める観察力は
もっと高水準にあるはずです)

古着系YouTuberのタムさんがご紹介されたのをきっかけに
この日お会いできた菅澤さんは
完全に後者の方でして
ぶっちぎりで人柄も良く
古物一つ一つの思い出や
殆どミュージアムピースの服を気さくに
試着させてくれたりしました。
界隈にはヴィンテージの価値や繊細さを知っているが故に
新参者の客に対して厳しくあたるコワイ古参のアニキたちも多いのですが
菅澤さんは菩薩のような人で
タムさんが特別な思い入れを持つのもわかるなぁと思いました。

また今度じっくり
お話したいなぁと。

吉祥寺で明日まで？
ポップアップショップが出てるので
僭越ながらオススメさせて頂きます。

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ご覧頂きありがとうございました。

だいぶ趣味が固まってきたので
これからの投稿は
良い意味で古くさい服が増えるかも？！